→救テp503、病みえp198
A定義・概念 →救テp503
随意運動における骨格筋の筋力が低下ないし消失した状態
B 発症機序 →救テp503
- 大脳皮質運動野→内包後脚→脳幹→脊髄→神経根→末梢神経→神経筋接合部→骨格筋
- 錐体路→病みえ神p196
C分類→救テp503
1.程度による分類→救テP503
- 完全
- 不全
- 徒手筋力テスト(MMT)→病みえ神p203
- →救テP324,5,6
- QRコード
2.分布による分類→救テp503表III-4-16
→救テp322
→病みえ神p199
QRコード
- 単麻痺
- 神経根、神経叢、末梢神経→病みえ神p295,6
- 大脳皮質の限局性病変
- 片麻痺
- 大脳半球
- 脳幹
- 対麻痺
- 胸髄、腰髄
- 神経根、末梢神経の多発性病変
- 四肢麻痺
- 交叉性片麻痺
D原因疾患 →救テp504
→救テp505表III-4-17
- 一過性脳虚血発作→救テp549、→病みえ神p98
- 脊髄損傷→救テp727~731
- ギラン・バレー症候群→救テp555、→病みえ神p302~
- 神経筋疾患
- 筋萎縮性側索硬化症→救テp555、→病みえ神p332
- 筋ジストロフィー→救テp626、→病みえ神p379
- 染色体異常→救テp165
- 顕性遺伝、潜性遺伝→QRコード
- 重症筋無力症→救テp626、→病みえ神p388,390
- 周期性四肢麻痺→救テp626、→病みえ神p386
- クラッシュ症候群
→救テp750 - コンパートメント症候群
→救テp750,1 - 低血糖 片麻痺
- 高血糖 片麻痺
- 低カリウム血症→救テp612,3
- アルドステロン→救テp141,p703
- 原発性アルドステロン症→救テp586
QRコード
- 原発性アルドステロン症→救テp586
- 利尿薬
- アルドステロン→救テp141,p703
- ボツリヌス中毒
- ボツリヌス毒素
- →救テp639
- →脳科学辞典 ボツリヌス毒素
- ボツリヌス毒素療法→病みえ神p282
- ボツリヌス毒素
- フグ中毒→救テp803
- テトロドトキシン
- Naチャンネルに結合し流入を遮断→松岡正剛の千夜千冊毒と薬のひみつ
- QRコード
E随伴症状 →救テ p504
1.知覚障害→救テ p504
- 運動麻痺と知覚障害の範囲
2.意識障害→救テ p504
- 積極的な観察
3.眼と瞳孔の異常→救テ p505
- 鉤回ヘルニア→救テp473
- 脳出血→救テ P553
- 有機リン中毒→救テ P798,→救テ P314
- アセチルコリンエステラーゼ阻害
- 腕神経叢損傷→救テ P731
- 神経叢 →病みえ神p294,296
- ホルネル症候群→病みえ神p235→救テ P314
4.その他の神経学的異常→救テp505
- 構音障害→救テp81,324,→病みえ神p275
- 球麻痺
- 偽性球麻痺
- 失語 →救テp324→病みえ神p162
- 優位半球
5.バイタルサインの異常 →救テp505
- 血圧上昇
- 血圧低下
- 脊髄損傷→救テp729,30
- 完全
- 不全→救テp730
- 脊髄ショック→救テp730
- 神経原性ショック→救テp730
- ショックの種類と原因疾患→救テp463
F判別を要する病態 →救テp505
1.運動失調→救テp505
- 運動失調→救テp323
- 小脳→救テp81,→病みえ神p49
- 深部知覚→病みえ神p192、p193
- 前庭迷路系→病みえ神p271
- 協調運動の障害
- 小脳 →病みえ神p48
- 脊髄後索→病みえ神p193
2.疼痛による運動制限→救テp505
G緊急度・重症度の判断 →救テp506
1.性状からの判断
- 急激に出現
- 進行性上行性の対麻痺→救テp555, →病みえp302
- 一過性の運動麻痺(一過性脳虚血発作)→救テp549,50
2.随伴症候からの判断→救テp506
- 意識障害、瞳孔異常、ショック、呼吸障害
- 脳ヘルニア徴候
- 嘔吐、頭痛
3.原因疾患からの判断→救テp506
- 緊急度
- 重症度
H現場活動 →救テp506
1.観察
- 意識レベル
- バイタルサイン
- 麻痺の分布と程度 呼吸筋
- しびれ
- 眼位、瞳孔
2.処置
- 補助換気
- 運動麻痺の部位の保護
- 静脈路確保の部位
3.医療機関選定
- 片麻痺
- 対麻痺、四肢麻痺
- 呼吸麻痺