• 各務原、岐阜で、頭痛、めまい、しびれを診察、MRI(磁気共鳴装置)を使って診断するクリニックです。

痙攣

→救テp648、病みえp456

A定義・概念 →救テp648

骨格筋が発作的に、一過性に、不随意に収縮
脳細胞の異常な興奮
成人の2%
てんかん発作 との違い →救テp649 →病みえp559

  • てんかん
    • てんかん、という疾患
    • てんかん発作を起こす
    • てんかん発作には 痙攣 があるが、痙攣以外もある
  • 痙攣
    • てんかん以外にも生じる症状
    • 顔面痙攣、こむら返り、しゃっくり

B病態 →救テp648

1.発症機序 →救テp648

運動を司る神経細胞の異常放電によって骨格筋が不随意に収縮し、体動をきたす。
興奮性シグナルと抑制性シグナルのバランスのくずれ
→病みえ神p456

2.脳に対する影響

相対的な酸素ブドウ糖の欠乏
神経細胞を興奮させる化学物質の増加?
低酸素血症 、高二酸化炭素血症
30分以上で神経細胞死や学習・記憶の障害、後の痙攣発作
心停止後脳障害→救テp632,3

3.脳以外への影響 →救テp649

低酸素血症
乳酸蓄積
二酸化炭素蓄積
混合性アシドーシス
脱臼
圧迫骨折
横紋筋融解→救テp830,1
→救テp1013,4

C種類

1.全身性痙攣と局所性痙攣

両側大脳皮質の広範囲な異常放電

2.強直性痙攣と間代性痙攣

  • 強直性
  • 間代性
  • 強直間代

3.ミオクロヌス →救テp650

  • 共同筋群の瞬間的な収縮
  • 吃逆

D原因疾患 →救テp650

1.脳疾患 →救テp650 表III-4-14

  • 焦点
  • 出血性
  • 瘢痕化
  • 症候性

2.全身的 な病態 表III-4-15

  • 低血糖
  • 血清電解質
  • 中毒

E随伴症状 →救テp651

1.前兆

  • 心窩部不快感、不安感、既視感、不快な臭いや味
  • 前兆を欠く

2.頭痛

  • 痙攣発作後

3.意識障害

4.運動麻痺

  • トッド麻痺

5.チアノーゼ

6. その他

  • 失禁
  • 眼球上転

F判別を要する病態 →救テp652

1.中枢神経系に由来するもの

  • スパスム
    • 顔面痙攣→病みえ神p283
    • 眼瞼痙攣

10月31日ここまで


2.下位運動ニューロンまたは筋肉に由来するもの

  • クランプ
    • こむら返り
    • 熱中症
    • 破傷風
  • テタニー
    • 助産師の手
  • 繊維束性収縮
    • 下位運動ニューロン障害
    • 有機リン中毒

3.不随意運動 →救テp652 →病みえp556

  • 振戦

4.転換性障害にみられる痙攣様反応

  • ヒステリー

G緊急度・重症度の判断 →救テp653

1.性状からの判断

  • 重積発作
    痙攣が5分間を超える
    2回以上
    到着時に発作が続いている

2.随伴症候からの判断

  • 発作後の意識混濁、運動麻痺

3.原因疾患からの判断

  • 緊急度
  • 重症度

H現場活動 →救テp653

1.痙攣中の対応

  • 観察→表III-4-17
  • 高濃度酸素投与

2.痙攣後の対応

  • 目撃者に聴取
  • パルスオキシメーター
  • 誤嚥防止
  • 低血糖

3.医療機関選定